マダイ幼魚(ジャミ)の資源調査情報
平成20年8月6日
 平成20年7月3日及び16日に,実施したマダイ幼魚資源調査の結果をお知らせします。7月3日は宗像,奈多・新宮海域,16日は唐津湾海域において1そうごち網漁船による調査を行いました。

1.平成20年調査におけるマダイ幼魚(ジャミ)資源について
 平成19年は減少傾向にあったマダイ幼魚(ジャミ)資源は,本年の調査では増加傾向を示しています。本年の平均入網尾数は261尾で,高い水準にあると思われます。
 

2.各海域の採捕尾数
 各海域の調査定点は6〜9点の計34点で,平均入網尾数は,1網当たり採捕されたマダイ幼魚の平均尾数を示しています。本年の平均入網尾数は,唐津湾内域が11尾で昨年同様少なく,新宮奈多沖は昨年に比べやや多く,唐津湾口,宗像沖は多い結果となりました。
 

3.全長組成
 採補されたマダイ幼魚の全長組成をみると,唐津湾海域では65〜80mmを,奈多海域では50〜65mmを,新宮及び宗像海域では60〜80mmを中心とした群がみられました。
 

・調査点と各採捕尾数

宗像海域



奈多・新宮海域



唐津湾海域

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