赤潮・貧酸素情報(9)

1.調査日

 平成29年7月25日

2.発生状況
 7月24日に各漁港及び沿岸調査を行った結果、
有害プランクトンであるカレニア・ミキモトイの増殖が沓尾漁港や稲童漁港で、
シャトネラ属が稲童漁港や八津田漁港等で確認されています。
3.有害プランクトンの状況

カレニア・ミキモトイ
○沓尾漁港
表層 15細胞/ml
底層 102細胞/ml

○稲童漁港
表層 610細胞/ml
底層 180細胞/ml

シャトネラ属
○稲童漁港
表層 11細胞/ml
底層 0細胞/ml

○八津田漁港
表層 13細胞/ml
底層 4細胞/m

○カレニア・ミキモトイは、数千〜1万細胞で魚介類に被害を及ぼします。
カレニア・ミキモトイはパッチ状に分布するため、
この細胞数に達していなくても、定置網やかご等、
また蓄養の魚介類がへい死する恐れがありますので、警戒をお願いします。

○低密度のシャトネラ属が確認されている海域がありますが、
同種は赤潮状態に達しない少ない細胞数(海水1ml中に数十細胞)でも、
魚類などをへい死させるおそれがありますので引き続き注意をお願いします。

○今回溶存酸素濃度が30%未満の水塊は認められませんでした。
※溶存酸素濃度は、およそ30%以下で魚介類に影響を及ぼし、
10%以下でへい死する恐れがあります。

○今後も天候次第では、さらに有害プランクトンの増殖する可能性や
貧酸素の海域が拡大する可能性がありますので、
着色が認められていない港でも十分注意してください。

○研究所では、引き続き調査を実施しますので、今後の赤潮情報に十分ご注意下さい。

※今後、漁業被害、海面着色などがみられましたら 豊前海研究所
(担当 惠崎、俵積田)
までご連絡下さい。

(0979-82-2151)

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福岡水技センター