遠賀漁協・水産高校・県が協働で藻場保全につながる養殖ウニの販売イベントを実施!
ブルーカーボンに関する取り組み:
[遠賀漁協、水産高校]
[遠賀漁協、水産高校]
近年、「海のゆりかご」※¹とも呼ばれる藻場を保全する取り組みが注目されています。
遠賀漁業協同組合では、藻場を荒らす原因となる増えすぎたウニを一旦除去し、県水産海洋技術センターの指導の下、ウニの身入りをよくする試験養殖に取り組んでいます。
これまでの取り組みでは、ウニの除去や選別作業に福岡県立水産高等学校(以下、水産高校)の生徒も参加し、漁師と高校生、県がタッグを組み、藻場の保全とウニの有効活用を進めてきました。
そして2月22日にイオン岡垣店にて、この取り組みにより養殖したウニの販売会を実施しました。
販売会では、水産高校の生徒が接客やウニ剥き作業を行いました。
また同日より岡垣町の地元飲食店3店舗(はつしろ、おおしき、鮨屋台)で養殖ウニを提供しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
なお、今回販売されたウニは、生態系の保全や温暖化の防止に資することから、県の「ワンヘルス認証」※²を取得しています。
※¹海のゆりかご:沿岸海域の海藻により形成される藻場は、水生生物の産卵や育成の場として重要な機能を持つことから、海のゆりかごとも呼ばれている。
※²ワンヘルス認証:食の安全・安心や環境への配慮など、ワンヘルスの理念に沿って生産された農林水産物等を県が認証。